일본사람의 통나무주택 시공현장(3)
5. 통나무 최상단부분과 2층마루보 작업
最上段を積むまでに、各通りのログ壁の高さをできるだけ合わせておきます。各通りのログ壁の差が大きい場合は載せる丸太の太さで調整します。またそれぞれのログ壁で考えれば、最終段の丸太の元側(太い方)がのる方は末側(細い方)より5~6センチ低い方が最終的に平面を出すのに都合がよいと思います。載せる丸太が決まったら、これまでと同様にラフノッチを切り、スクライブ幅を決定します。一番低くなりそうな場所である程度(15センチ~20センチ)の平面がでる高さを決めます。今回のログハウスでは写真の場所が一番低かったので、ここで平面の高さを決定しました。ここは、スクライブ幅が70ミリ、下から(ハーフログの下面)からスケールで2、860ミリの所で水平線を引きました。この丸太を加工すると、スクライブ幅分低くなりますから、この家の上部平面の高さ(これは一階天井高になります)は2、790ミリで仕上がることになります。
ノッチやグルーブのスクライブを終え、丸太の木口に引いた水平線を基準に最終段を加工します。
加工された最終段が載ったところです。平面の高さは2、790ミリで仕上がっています。
この平面上に、もう一度、仮基礎のときと同じ方法で芯墨を作りなおします。各々の丸太の平面に具合良く芯墨がおさまるように、全体を前にずらしたり、少し振ってみたりして調整します。ログハウスの平面は丸太にだした平面なので、端から端まで、同じ幅の平面がまっすぐでるわけではありません。左右に湾曲していたり、一部が極端に狭くなったりするのが普通なので、こんな風に芯墨を作り直すのです。
平面の芯墨が決まったら、必要な場所に棟木や母屋の束が立つほぞ穴を開けます。チェーンソーで開けても良いのですが、写真のチェーンノミを使うほうが楽でしょう。チェーンソーでほぞ穴をきれいに開けるのはかなりの技術が必要です。
チェーンノミで開けたあと、叩きノミで仕げます。写真のほぞ穴は縦180ミリ、横50ミリ、深さ100ミリです。
次は、二階(ロフト)の床梁の加工です。これはログ壁の最上段の平面と同じレベルで仕上げます。写真は床梁の丸太をラフで落としたところです。
最上段の平面にレベルを合わせるために水糸を張り、スクライブ幅と平面を出すところを決定します。床梁は下にはログ壁がないので、グルーブはありません。しかし、一階の間仕切り壁の真上にくる床梁の下には平面を出しておきます。
床梁を積み終わったところです。ログ壁最上段も床梁もレベルは2,790ミリでそろっています。手前の床梁は階段がかかるところになりますが1メートル以上も持ち出しているので、ノッチ部分の強度が必要になります。
強度が必要なノッチの内部はこのように丸太の残りを多くしておきます。
6. 통나무도리
桁になる丸太を載せます。桁は加工する部分が多いので、なりの良い太めの丸太を使います。また、ログ壁の丸太より、屋根のけらばの出の分が長くなります。このログハウスでは前面に2メートル、後面に1、5メートル屋根が出ますから、家の長さ8メートルに加えて、11、5メートルの丸太が必要になります。また、今回は桁がログ壁の芯に載りますが、壁芯より外部に持ち出されて載る場合もあります。これをアウトリガーと言います。
これが、アウトリガーです。桁が壁芯より外に持ち出されています。このため家自体より大きな屋根が載ることになりますので、ロフト部分の居住性が高くなります。また、二階にシェットドーマーなどを作るときも、垂木を受ける都合上アウトリガーが必要になる場合もあります。
写真は3*3.3メートルの小さなログキャビンです。(展示用にすべて仮組みになっています)
今回製作中のログハウスは二階に部屋数がありませんので、アウトリガーはされず、桁は壁芯に載せます。壁芯に桁が載る場合の墨つけは下図のようになります。
桁の木口には4ヵ所ともこのように墨つけします。最上段の平面よりスクライブ幅Hだけ上に水平線を引きます。これが、加工後平面のレベルになります。つまり下の写真のL型の欠き取りのレベルです。また、最上段で墨をつけ直した(施工6参照)中心線を垂直に引きます。その十字の交点より任意に上げた点(4ヵ所の桁の木口を調べて、一番具合のよい高さを決める、今回のログハウスでは120ミリ上がりになりました。また、この高さが決まってはじめて小屋組みの正確な寸法がでます。)より8寸勾配の墨をつけます。
桁の室内側です。ロフトができる部分はこのようにL型に欠き取られています。また、妻壁の壁材の飲み込みの溝も突いてあります。
L型の欠き取りのレベルも床梁と同じ高さになっています。また当然ですが、吹き抜けになるところはこのような加工はありません。
桁の外側は屋根の勾配で平面が出されています。このログハウスの屋根は8寸勾配です。つまり、タンジェント0.8です。また、軒天井や、室内の天井板を飲みこむように両側がL型に欠き取られています。ログハウスの場合は相手が丸太なので、内外装の仕上げ材が飲み込まれるように加工しておくことが必要です。
これが、軒回りの仕上げになります。桁に垂木が掛かり、室内の天井板と軒天井の板が飲み込まれています。桁をこのように段欠きに加工しない場合は垂木を掛ける前に、天井板より少し厚い板(スペースボード)を桁に打ちつけておきます。
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